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スタッフブログ

2022/07/09
夢で終わらない
投稿者:代表君野

未だコロナの影響は大きくて、広くかつてのように出掛けて行くという事は

 

ありませんね。特効薬と言われたワクチン接種の4回目がやってきましたが、

 

いつまで打ち続けなければならないのでしょうか。

 

その回答は誰にも分からないと言うのが本当の所でしょうか。

 

さて久しぶりに県外の工務店仲間と会って話が出来ました。電話ではたまに話を

 

することがあるのですが、会って話が出来るのは久しぶりのことです。

 

お客様のことで鹿児島に用事があってこちらにやってきたのでした。

 

急なことでしたが、何とか予定が付きそうでしたので、快く応えたのでした。

 

同じ建築屋ですので、考えている事や会社の課題は共通のものがあり、話し込む

 

事は多いですね。

 

昨今の建築業界のことは、急激な資材の高騰で特に頭の痛い問題となっています。

 

20数パーセントもの値上がり品もあり、建築費のアップは避けられそうもありません。

 

今迄徐々に徐々に小さな値上がりで時間をかけて受け入れられてきたものが、

 

今回ばかりは勝手が違います。

 

このような大幅な上昇は、第一次オイルショック(昭和48年)にも匹敵する位の

 

衝撃があります。多くの資材会社がほぼ例外なく、単価のアップを通達してきていま

 

すので、価格転嫁を余儀なくされています。

 

順番にやっていくと、最終的にはエンドユーザーに負担をお願いすることは目に見え

 

ています。そうするとどのようなことが起きるのか。

 

考えられるのが、建築の大きさがコンパクトになってくることです。

 

ここ20年位で住宅の大きさは1割以上も小さくなりました。

 

平均で36坪超と言われていましたが、今では32坪くらいが標準的な大きさになって

 

います。玄関、リビング、寝室は一回り小さくなったのです。

 

これは住み方のスタイルでもありますので、お客様が納得して住むことであれば、

 

一概に問題にすることではありませんね。

 

問題は家造りを諦める人が出てこないかという事です。

 

夢のマイホームと言われていますが、夢を見るだけで終わることは何とも切ないです。

 

長年収入が下落し続けていることはもはや誰でも知っています。

 

人間安いものを求めるのは仕方がありませんが、給料が上がっていたら違っていたかも

 

しれませんね。衣食住の住は基本的な人間の欲求であり、応えることが私達の責務だと

 

思っています。

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