2022/07/17今時のこと
先日は鹿児島市内で棟上げ式がありました。
準備とお弁当の振る舞いをしていただきました客様にはありがとうございました。
棟上げ式は楽しい家が行っているセレモニーの中でも、もっとも大切なものになります。
ですので務めて式は開催されますようにお勧めしているところです。理由は明快です。家の
骨格が出来てこれから工事は本格的に進んでいきます。
家は家族がこれから終生、いや子供さんの時代になっても住み続ける程、長期に亘るお付き
合いとなります。自分の家にはだんだん愛着がわいても来るのです。
そのような家はまた、この社会で特別な扱いを受ける存在でもあります。それは法務局に於
いて登記がなされるということです。
家は人格権を持ったような存在でもあります。世の中に謄本として私達が目にするのは、
戸籍謄本(人)、会社法人謄本(法人)、登記簿謄本(土地建物)、この類ですね。
そのような性質の家が世の中に誕生するのですから、めでたいことでもありますし、記念と
してセレモニーを行うことは当然だと思ってやってきました。
人間は節目の時を大事にすることが、とても大切なことだと私自身は思います。
儀式をして祈り、記念として記憶に残すことは、これから生きていく上で替えられないもの
になることは間違いありません。
その日はその日だけで、特別な一日であることに意味があり、意義があります。
またそれは同時に私たち工事関係者にとってもありがたいことです。
工事の安全を祈願し、丁寧な工事を遂行していくことを改めて思い、お客様の期待に応え
ようとするものだからです。各専門の協力会社の人達に参加してもらうのは、顔を見せる
ことで一致協力する意識を持ちたいからということがあってのことです。
そして私を含めて仕事をさせていただく喜びと、感謝の思いを込めてこれから完成までの
時間を過ごしたいです。