2022/07/31落ち着くか
いつの間にか住宅価格は高騰してしまいました。
その影響で住まいが皆の手に届かないものになってしまわないか心配しています。
そしてその他の建材迄追随してしまい、上がっていないものがない位になっています。
木材業者、プレカット業者、建材業者、同業者に電話して少しでも見通しと対策を
立てようとしますが、思ったようには行かない所です。
1軒当たりトータルで、数百万円のコストアップが既に発生していて、どのようにして
これを吸収すればいいのか全く困っています。
2年前とは明らかに違って、この先が見えないのが気掛かりです。
木材にしても、建材にしても値上がりは今迄もありましたが、市況が落ち着いてくると
元の値段に戻っていたのです。しかし今回はその動きが見えないのです。
元はと言えばウッドショックの影響が発端ですが、流通の経費増や石油価格の値上がり、
ロシアによる戦争までが起きてしまい、悪い条件が重なってしまったからでしょうか。
不運を嘆くことはしたくないですが、市況が落ち着かない事には始まらない気が
しております。
いずれにしても、各業者には便乗や同調値上げは勘弁願いたいです。そうでなければ
しっぺ返しが必ず降りかかってきます。
価格にはかの有名な「見えざる神の手がある」といいますから、廻り廻って今度は
供給者が困ることにならないとも限りません。
いま暫くは我慢、忍耐でこの苦境を乗り超える時期です。
家造りを検討している方が、住まいの夢をあきらめる事の無いようにと願うばかりです。