2022/10/04持っていいもの
プロのスポーツ選手程自分を律して生きている人達はいないように思います。
ゴルフに野球、サッカー、バスケにとプロスポーツで活躍する人は沢山います。
彼らの強さばかりが目立ち、私達もあやかりたいという思いがあります。
TV中継でしか知らないことですが、プロの世界で活躍する人達のメンタリティは
私達のアマチュアの人間とは決定的に違うと言います。
しかしそう言う私達も一見素人に見えますがそんなことはないですね。そうです、
仕事においてはその道の立派なプロになります。
スポーツ選手程稼げないところは何とも悲しいところですが。
先日は女子ゴルフの試合を見ていましたが、終盤は激しい優勝争いの展開になりました。
地元の勝選手を応援したのは言うまでもありませんが、2番手のシン・ジエさんも勝負
の綾次第はどう転ぶか全く分からない試合になりました。
特に注意したのは、パターのことです。スタンスを取ってクラブを振るのですが、選手
はミドルパットを良く決めて、スコアを上げていくのでした。
TVでは簡単に見えますが、距離のあるパットは心理的にもかなりの負担です。
優勝争いをしている選手には、相当な重圧がかかっているはずです。
そのような局面でいったい選手の皆さんはどのような心理状態で戦っているので
しょうか。
私にはどの選手も落ち着きのある顔をして、目には力を感じたのです。
これから打つパットに集中し、雑念を消して打つ姿にプロの魂を感じるのです。
内面は窺がい知れませんが、おそらく「これは絶対に入るカップだ。私はいくつも入れて
きた」このようなメンタリティだったのではないでしょうか。
アマチュアの私達は「うわぁ苦手なグリーンだな。入るだろうか」この様な思いがよぎる
のです。もっとも上級者にこんな方はいませんので皆をひとくくりには出来ないですね。
そして結果は思い描いた通り、カップの横をすり抜けていくことは必定ですね。
ここはぐっと球の筋を見極めたら自信を持って打ちたいです。すると入る確率はぐんと上がる
と思うのです。
自信と不安は表裏一体で、いつも私達に付きまとって離れません。持っていい自信、
持たなくていい不安、持たない方がいい自信、持った方がいい不安。凡人は逆さまな気持ちに
陥りやすいですが、普段から自分の癖を知っていたいです。