2022/10/23続3
住み始めて不満のあることは今日で最後になります。
まず玄関正面にトイレがあるというものがあります。順位は低いのですが、まま
私達も経験することではあります。
トイレの位置が玄関の正面にあって都合の悪いことと言えば、そうですね来客者
が来たときに鉢合わせをすることがあるからでしょうか。
しかし物は考えようです。もしトイレが最優先で位置取りされたら、他の部屋は
どこに行ってたでしょうか。
全体で考えると、ちょっと割りを食うところがトイレであった。と理解すると
いいのではないかと思います。次に広すぎるリビングということがあるようです。
これはどちらかというと羨ましい悩みとも言えますが、住んでいる人の立場に
立ってみましょう。
TVやソファー、カーペットを置いてもなおスペースに余りのある状態になっている
のでしょうね。考えられることは、広いがゆえに掃除が大変であることです。
また空調が効きにくいという事があるかもしれません。
昔の間取りに茶の間という4畳半の部屋がよくありました。ここに家族5~6人が
坐ってTVを見ながら団らんの時を過ごしたのです。ちょっと手を伸ばせば色々な
ものに手が届き、とても便利でした。
狭いけれども間合いが良く、しっくりとくる所だったのです。広すぎるリビングで
あれば、日常生活に便利な機能、本棚、ロウチェスト、多目的なカウンター等を置く
事で一変するかもしれませんね。
次に大開口のサッシュに不満とあります。明るくて気持ちのいいことが多いのですが、
そのためにマイナス点があるとは何でしょうか。考えられることは日当たりが強すぎる
こと、断熱上弱点になっていることが問題でしょうか。
夏を中心とした日差しの対策をすることで解消すればいいですね。
それから人によっては大型サッシュは重たいと感じる人もいます。開け閉めに苦労して
いるようでしたら、3枚戸や部分開口にすることもできます。
最後は脱衣室を通るトイレの位置が気になるというものです。これは間取りを工夫して
少しでも部屋面積を取りたいというプランに見られるものです。
公営住宅に良く採用されていましたが、マイホームでは気を付けたい点ですね。
ここまで沢山の不満を見てきましたが、家造りの参考になったでしょうか。