2022/11/13備える
例年鹿児島の梅雨は人柱が立たないと明けないとも言われてきました。
最近はこのような悲しい出来事は少なくなりましたが、それでも忘れた頃にやってくる
事を思えば、出来るだけのことはしておきたいです。
さて先日古家が売りに出されていましたが、価格が以前と比べて大幅に下がっておりました。
理由は明らかです、レッドゾーンの区域に入ったからです。2年位前から土砂災害特別警戒
区域(通称レッドゾーンと言われる)が指定されたことによる影響です。
役所が調査の上指定したものですが、先ほど言いました不動産価格の下落が必然的に起きて
しまい、家主にとっては深刻な状況です。
財産権を侵害するような法律であり、家主にとっての痛みは甚大です。何か公費での対策
工事が取れたらいいのですが、基本自己負担になります。
何十年も災害が無い所にいきなりの区域指定は承服しがたいものがありますが、ここは涙を
のんで耐えるしかないのが辛いところです。
簡単に言って申し訳ありませんが、法律が出来たことは仕方がありません。
ここは良い方に頭を切り替えて進むべきだと考えます。生命より大切なものはこの世にありま
せんからね。
もし自分の所が入っているかどうか知りたい方はマップで確認できますので、一度見ておく
ことをお勧めします。パソコンで簡単に見られますが、微妙な位置でしたら直接役所に問い
合わせるのが一番です。また費用は掛かりますが、区域によっては擁壁を作り防御すること
で有効な対策となります。あくまでも程度次第ではあります。
やはり早めの避難、水の確保や2階への必需品の備え等考えられることをしておきたいです。