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スタッフブログ

2022/11/17
続2,同族ゆえに
投稿者:代表君野

先日は同族経営の長所をお話ししてきました。

 

それは今の時代、社会の変化がますます速くなってきて、経営トップの判断が遅れる

 

ことは致命症にもなりかねません。

 

生き馬の目を抜くような、経済戦争が各業界では繰り広げられています。

 

それで会社の資源である人、モノ、金、情報をいち早く整備し他社に先んじることが

 

肝心です。そのために自社でそのインフラを作る子会社を設けてやることはあります。

 

それが私が所属した建設会社です。佐土原の新工場、重富の配送センター、高鍋の

 

遊技場(パチンコ店)等です。

 

まぁ親会社の施設建築は在籍中に半分位担当したのではないでしょうか。

 

その他親会社の持つ情報や人脈は広く、そのお陰で建築出来た物件は多かったのでした。

 

このように身内で回すような仕事の仕方は経営上利潤を生み、いい経営にはなったのです。

 

さてここまで同族子会社のいい面を見てきました。

 

一方良いことばかりではありませんね。それは同時に負の面も含み、油断のならないこと

 

もあるのでした。

 

先ずは親会社に甘えた会社経営になるということです。悪い言い方をしますと親会社に

 

寄生するような企業活動に陥ることがあります。対外的に足腰を強くして、他社に負けない

 

ような企業体制を作ろうとはしなくなります。

 

なぜなら親会社からの仕事が黙っていても受注出来るからです。それではこれをなくするには

 

どうすればいいか?簡単なことです、同族企業からの売り上げを除外して、決算の数字を

 

計上するという事ですね。

 

これが文字通り会社の実力だと分かるようにするのです。評価もこのやり方をすると、

 

俄然緊張感のある会社となり、コストを真剣に考えて仕事をするようになります。

 

棚からボタ餅では人間成長できませんからね。

 

もう一つは人事上のことがあります。

 

親会社の同族が代表や役員になるのですが、必ずしも子会社の業務内容に精通する人で

 

はありません。その道の専門の人がやってきて、実質的な代表のような働きをします。

 

これはこのような人がいないと会社は機能しませんので、特別おかしな事ではありません。

 

問題は親会社から来た役員とは、事業意欲や企業理念の意識が今一つだという事です。

 

次第に会社を牛耳るようになるのは一面仕方ありませんが、自分の為に会社があると

 

いう曲がった考えを持つようになるのです。

 

自分の報酬を高くする、自分のやりがいのために頑張る、そのために会社愛や会社理念は

 

どこかに忘れ去られるのです。

 

そうですね、これは誰かに似ていると思いませんか。その通りです、ゴーン会長です。

 

かじ取り一つで会社は潰れる運命にあります。

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