2020/11/24辞めて気づく事
広島に旦〇〇郎という方がいます。
セ〇〇〇ハウスに長年勤めて幹部にまで上り詰めたとても優秀な方です。
住宅部門NO1の売り上げを誇る天下のセ〇〇〇ハウスは、プレハブ業界をリードする
カンパニーであることは皆さん知っての通りです。
旦さんは故あって故郷広島に住宅会社を起業し、大きな会社へと発展させています。
豪胆な方であっという間に人を増やし、広島で知らない人はいない位の存在感があります。
話はそこではないのですが、その旦さんが
「私は罪作りな家を沢山たくさん造ってきましたよ」と言ったことがあります。
大手メーカーにいると唯我独尊と言いますか、いい意味での会社人間になる。
「絶対に我が社は日本で一番いい住まいを造っている」という
信念を持って疑わなかったといいます。
だからこそ売って売りまくり大きく会社に貢献しました。
自身もそれを認められ、大会社の支店長、役員まで上り詰める
ことが出来たのです。
私たちがこの厳しい競争社会の中で事業を営むときに大切なマインドは
「自分の売っているものに誇りと自信をもつこと」また「それが好きでたまらない」と
いう境地に至らないと成功はおぼつかないと言えます。
でも会社を辞めて今までと違った家造りを知ったとき、大きな過ちに気づき
正直な気持ちを吐露されたのでした。
私の推察ですがきっと贖罪の気持ちを込めて今は、「人間が健康になり、安全な空気環境の
家を造る」と会社の思いを伝えているのです。工業化学製品の家から180度転換して、
発散物の無い自然な素材での家造りに力を込めて邁進しています。