2021/04/19大きな負荷
実社会に出て仕事をし始めると、仕事が重なりあるいは納期に間に合わすために
無理をしなければならないことも多くあります。
体も頭もフルに動かし、やっと終わりの見える所までくるとホッとするものです。
ときには深夜までやっても追いつかず、そのような状態が続くことがありますね。
私も若い時分積算の仕事をしていましたが、提出日に間に合わすために徹夜を
余儀なくされ、限界状態で過ごすことがよくありました。昼は日常業務をこなし
夕方から取り掛かるのもので、1週間の期間で仕上げなければなりません。
住宅業界の人間は同時に多くの仕事を抱えて、日々過ごす方が多いです。
住宅メーカーの現場担当は、常時7~8棟の工事現場を抱えて、大忙しの状態が続きます。
現場は人による活動ですので、イレギュラーなことも発生しがちで順調にいかない
ことも多々あります。引き渡しの時期に合わせて予定を組むも、職人の配置がうまく
行かないことで更に調整に追われることはよくあります。そのほか天気にも左右されて
外仕事が進まないことなど気苦労は絶えませんね。
若い時分には多くのことを学び、身に付けなければならないことが沢山あります。
それはどこの職場でも同じだと思いますが。
時には大きな負荷を感じてしまうことでしょう。自分のキャパを超えて仕事をしている
思いをすることでしょう。しかしこの経験が生きてきます。自分の地力をつけるために、
自分の容量を広げるためにはぜひとも必要なことです。
若い頃は体力があり余るほどあります。この時期に無茶とも思える仕事をこなし、
経験を積むことは、格段の成長につながります。ですからきつい思いをしていても、
これは自分の成長にとって不可欠なことだと思って取り組みたいですね。