2021/01/23建売住宅の家
チラシや住宅情報紙に建売住宅の情報がよく載っています。
比較的買いやすい値段設定にしてありますので、一度は検討した人も
いるのではないでしょうか。必要な費用は登記費用と借入経費だけ
ですので資金計画で悩むことが少なく、家の選択の一つではあるかも
しれません。
マンションを買うような感覚に似ています。対して注文の家はそこに家が
あるわけではなくこれから造るものです。
建つ迄の経過は長く、打ち合わせを幾度も重ねることでやっと完成の日を
迎えることが出来ます。手軽さや商品を買う感覚、時間を作れない方、
人によっては煩わしさを感じる方、このような方には建売はいいかもしれません。
では建売住宅を選択するうえで何か問題点はないのでしょうか。
実際に建売住宅を施工(家を造ること)しているのはどんな会社でしょうか。
どちらかというと、不動産会社の工事部門で建てていることが多いのでは
ないでしょうか。
大量に土地を買って持っていますのでいずれ売らなくてはなりません。
ほぼ仕様は決まっていて同じような造りの家が出来ることになります。
それと仕上がってしまっていますので、内部の構造強度や断熱の程度が見えない
ということがあります。
住み始めてから「この家寒いけど断熱がが効いてるのか」ということを実感する
場合があります。「建売の断熱は屋根さえ入れておけばいい」と言い切る社長さんも
いますのでよく見えない所は詳しい説明を求めたいです。
一生に一度の家造り、プランから始まり仕上げ、外観と自分たちの思いをぶつけて
造る家が安心していられるのは言うまでもありませんね。