楽しい家のスタッフが日々豊かで楽しい家をつくるためののコラムを更新中！

建築の情報が専門家でないと手に入らない時代から、誰でもアクセス出来て

 

等しく手に入れるようになったことは、家造りを革命的に変えてきました。

 

これからもその流れは加速していくと思われます。

 

先日ＯＢ様宅を訪問しましたが、庭の外構工事がきれいにかっこよくなされていました。

 

土間コンクリートの洗い出し（コンクリートの表面に砂利を露出させる工法）は

 

特にセンス良く仕上がっていました。

 

スケッチも上手な奥様で家具や収納の図を描いて渡されたときは、こちらも真っ青でしたね。

 

こちらの仕事が軽減されたようで助かりましたが。

 

明確に自分のスタイルや好みをイメージできると、家造りは半ば成功したようなものです。

 

その外にもニッチ収納の形や収納引き出し、外国の手洗い器に天井シーリングファンも

 

自分たちで見つけてきたのです。

 

私は詳しくはありませんが、インスタグラムやピンタレスという情報ツールをのぞくと

 

同じような趣味や嗜好の写真が大量に掲載されています。家を造る方は事前に

 

シュミレーションが十分に出来ているのでしょうね。

 

センスのいい小物、収納家具、家事用具、照明は私たち建築を業としている者が見ても

 

目を開かされることもありますので、我々も日夜勉強をしておかなければという

 

思いはますます募ります。

 

建築の美しさ、センスの良さは照明だったり、カーテン、鏡、時計で随分雰囲気の

 

良いものになります。建築がキャンバスのような働きをして、このようなものが輝きを

 

放ちますので、決しておろそかにできません。格言がありますね「神は細部に宿る」と。

 

これは建築のディティールのことを本来言っているものですが、インテリアのことにも

 

言えそうです。お客様の感性は、一昔前とは比べものにならない位上質なものに

 

なっていることを最近感じております。