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スタッフブログ

2021/02/01
杉とヒノキの特徴2
投稿者:代表君野

杉とヒノキの生育や立地について以前話ししました。

 

丸太から製材所に運ばれると、用途ごとに違う形に製材されます。ヒノキ、杉とも

 

建築用材として活かされることで、豊富な木材資源は消費されていきます。

 

柱、梁、羽柄材(根太、垂木、間柱等の小径の製品)とあらゆる部材にです。

 

ヒノキで造られた家に一歩入ると独特の芳香を放ち、その香りの良さは他の木にはない

 

ものです。

 

ヒノキの最も魅力的な点で、ヒノキの家をつくりたいという方が多いのも

 

分かります。と同時にどうでしょう、何か神聖なものを感じられませんか。

 

日本人が古来から精神的な拠り所とした、また祭典の儀式に

 

なくてはならない神社には、白い肌をしたヒノキは、品位ある木として

 

なくてはならない存在です。

 

消臭や滅菌の作用があるのもヒノキの特徴と言えます。

 

神社同様仏閣にも重用されて、奈良の法隆寺に代表される古刹にも、

 

多数みられるのです。

 

今でもヒノキにカンナがけすると、臭いがすると言いますから驚くのです。

 

身近な日用品としてはヒノキ風呂、桶や机等でしょうか。

 

杉はどうでしょう、その魅力は何といっても、ほんわかとした優しい芳香、

 

温かみのある色と木理の美しさです。

 

庶民的な風合いの家としてとても愛着があります。

 

調湿の作用は他の木ではなし得ない大きな働きを持っていて、木の家といえば

 

杉を表すほど愛される木です。

 

室内に木を利用し、柱や梁、床天井まで木の見える家を「真壁造り」と言いまして

 

日本建築の伝統的な造りになります。

 

かなりの材積が室内に露わになっていることから、夏は吸湿の作用、冬は夏に蓄えた湿気を

 

はき出すというありがたい働きをします。

 

梅雨時にじめじめとしないでカラッとしているという声は、住み始めたお客様から

 

沢山の声としていた頂くものです。

 

似たようなことで、洗濯ものがいつまでたってもしっとりとしていたものが、

 

杉の木が働いて短時間で乾くようになったといいます。

 

冬に湿度計を見ると20パーセント台に下がることも珍しくありませんね。

 

わたしも苦手な季節で、何回か喉を傷めてしまいます。

 

傷めた喉はさらに進んで炎症を引き起こしたり、インフルエンザや風邪を誘発

 

するので気が気ではありません。

 

湿気の多い梅雨時、冬の乾燥する季節に自然素材である杉は、調湿の役目を担うのです。

 

まろやかな空気で、潤いのある住まいの環境は杉ならではのものがありますね。

 

味噌樽、しょうゆ樽、酒樽は菌を発酵させる器として、杉は昔からなじみのあるものです。

 

微生物を活かす働きはヒノキにはない特徴ですね。

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