2021/04/18オーナーズクラブ会
京都で教員をしている方が家を造りました。
もちろん新築の家です。住宅会社は〇ウス工房という名前の自然素材住宅を
手掛ける企業です。しかしこの家は２度目の家造りなのでした。
１度目は住宅メーカーの住いでありましたが、住み始めて幼稚園の息子さんに
アレルギーの症状が出て、大変困った状態になってしまいました。
原因が分からず家族は途方に暮れて、試行錯誤の毎日を過ごすことになります。
住宅メーカーの営業マンに聞いても「今の基準に合わせて家を造っていますので、
何の問題もありません」としか返事が返ってきませんでした。
お父さんは息子さんを守るためにあらゆる事を調べ、解決の方法を手探りする毎日が
続きます。先行きの見えない中で、何かを見つける作業は想像以上にきついこと
だったと思います。エンドレスとも思える中で、もうこの家を売り払って別な土地に
再建築するか、あるいは全面的にリフーォームして安心して住める家にするか等色々な
課題と思いを抱えながら過ごすのでした。
必死で求め続けていたその時でした。〇ウス工房という住宅会社に偶然にもたどり
着いたのでした。家を見学させてもらい、なんとも言えない清々しさと楽に呼吸出来る
ことを体感して、この家だったら何とかなるかもしれないと思ったと言います。
何よりとげのあるピリピリした建材臭は何もしません。安らぎを覚え心から落ち着く
感覚を覚えたのでした。いくつかの家を見学して、希望が確信に変わるのはそんなに時間の
かかることではありませんでした。
家を新しく造る決断をし、程なく自分の家造りをスタートさせたのでした。
完成の日を一日千秋の思いで過ごすうちに、予定通り出来上がり新しい家に入居する
ことになったのでした。もう予想はできていましたが、あれ程苦しんだ息子さんの強い
アレルギー症状は次第に改善に向かい、短時間のうちに運動も出来るくらいに回復した
のでした。これは本来人間が持っている健康体でいられる仕組みを、阻害してしまう物質が
住宅建材の中に潜んでいるという現実があります。
私も建築屋をしていますが、このような事は幾例も経験して、その度に心を痛め
家族に早く真実の朗報が届いてほしいと願うものです。
それから先ほどの教員の方は、同じ苦しみから解放された喜びを分かち合おうと、
オーナーズ会を作り活動しているのです。「屁のツッパリにもならない」法律では
何ともならないということを知って欲しいですね。
（※教員の方の体験談をご希望の方は差し上げることが出来ます）
