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スタッフブログ

2021/03/02
縁をいただいて
投稿者:代表君野

今の所に会社が移って20年が過ぎようとしています。

 

広木に構えていた時代から数えると28年目になるので、四半世紀が過ぎて

 

いることになります。ここに移動してくる前は、12帖一間の小さなスペースでしたが、

 

社員は同じく4人いましたので、狭い中で良くやっていたなと思いますね。

 

引っ越す転機となったのが、家主様が大阪から鹿児島に帰ってくるので

 

明け渡してくれないだろうかと言う事でした。

 

家賃は格安にしてもらっていましたし、何よりOB客様の家です。

 

半年かけて移転先を見つけるつもりでしたが、なかなか見つからず時間だけが

 

過ぎていきます。さすがにタイムリミットが迫ってきて、このままでは拙いことに

 

なると、危機感は強くなっていったのでした。

 

当時私は校区の愛護会長をやらせてもらっていました。

 

校区行事で校区運営審議委員長の梶〇さんと一緒することが多くあり、

 

次第に可愛がってもらえるようになりました。今でこそ宇宿は綺麗に整然とした

 

街並みになっていますが、当時は雨が降るとすぐ浸かり、道路も狭いので不便な所でした。

 

やがて区画整理が委員長の所にもやってきて、親しくさせてもらううちに楽しい家で

 

いいから造りなさいと言って下さったのでした。大きな家で今ではもう造ることの少ない

 

二間続きのある家が完成したのでした。

 

その後妹様の家まで造らせてもらうことになり、決して委員長の方には足を向けて寝れない

 

と思いましたね。委員長は地元の名主のような方でしたので、地域事情には詳しいはずだから

 

いい貸家を知っていないかと相談に行ったのです。。

 

すると農協に一緒に連れていかれ、1200万円をその場で降ろし、私の口座に

 

振り込んだのです。私には何のことかさっぱり意味が分かりませんでしたが、

 

「これで土地購入の資金にしなさい」と言う事です。

 

いや本当にびっくりしましたね。夢の中にいるような出来事でしたが、

 

早速銀行に掛け合い資金計画を組み、程なくして事務所は完成したのでした。

 

全く予想もしないことでしたが、そのお陰で仕事に弾みが付き今に至っています。

 

若い私を見て委員長は何を思ったのか、詳しく聞くことなく亡くなりましたが、

 

「若い人にはチャンスを与え、育てなければならない」と、ご自身が恩師から受けた

 

薫陶を、校区会で言っておりました。もしそのようなつもりで、私が恩恵を頂戴したのなら

 

この上ない幸せでした。

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