2021/03/19リフレーミング
リフレーミングを知っている方もいるかもしれませんが、今までの考え方の
枠組みを変えて違う解釈をすることだそうです。
横文字の単語ですが聞いたことがあったように思います。昔でしたので、
「ああそんなものがあったのか」というくらいのものでした。
自分の気持ちの持ち方や感じ方で、肯定した生き方ができるのはいいなと
思ったのでした。でも考え方や思考は癖と言ってもいいくらい染み付いていますので、
容易に転換が出来ないこともあるでしょう。
リフレーミングの目的は自分が幸せになり、楽に生きることが出来るようになることです。
心理学的にNLPとか言って難しく聞こえますが、生きる上での知恵のようなもので
昔は大人の人達からよく似たような言葉や態度、処し方を聞いたものです。
例えば相手に怒りたくなるような時は「十数えるのを待って言え」とか
「一晩寝てからものを言え」とよく聞きました。
そうするとあくる日には怒りの存在がどこにあったのか、わからなくなるときがあります。
瞬間の感情に支配されて言う言葉の危うさをよく年配者は知っていて、教訓として
後々まで語られているものです。
また酷い仕打ちを他人から受けた時は、誰でも落ち込んでつい恨みの感情や仕返しを、
したくなる心境になるかもしれませんね。このような時にも何かいい点を見つけて、
肯定的にとらえる言い方をします。「なんでもいい方に取って生きていかんとね」と。
地域コミュニティが生きている中では、回りにこのような生き方をしている人がいて
救われるものです。
徳之島か奄美の言葉でしたが「受けた恩は石に刻め、受けた侮辱は水に流せ」という
言葉があるそうです。なんとも強い人間で、凡人にはなかなか出来ることではないですが、
目標にして生きることはできますね。