2021/04/16人についてくる
銀行の支店統合が急速に進んでいます。
先日も決済のために支店に行く予定でしたが、「そこはここ、二、三日で
閉店になるよ」と知人が知らせてくれました。
銀行に限らず社員さんが辞めていく姿を、良く見るようになりました。
コロナの影響があるのかもしれませんね。
消極的な転職をする方がいる一方で、新しい分野に転職し独立して稼ぎたいという
前を向いた人も知っています。初めはお金を稼ぎたいという、生々しいモチベーション
でいいですね。
どんな人でも最初はお金が欲しくて独立しています。顧客が付いてくるようになり、
事業が軌道に乗るまでは休みもなく、一日14時間くらいは働いて当たり前と覚悟を
決めてやることが大事だと思います。
一、二年位は挨拶回りや新規開拓に走り、とにかくがむしゃらにやることで人に知って
もらえるようになり、次第に声が掛かるようになります。とにかく動くことです。
稼げるようになってから次のステップである、仕事の理念や社会貢献を考えれば
いいですね。
転職した人が、新しい事業を始めて挨拶に来ることがあります。
その人はうちの担当者としてお世話になった人です。
「このようなことを始めました。必要があれば是非声をかけてください」と新しい
名刺と一緒に挨拶をしてくれると嬉しいものです。
不思議なことですが、依頼先は今まで通りあるのに、挨拶に来た担当者に仕事を
あげようとしてしまいます。
仕事での付き合いを通じて人となりを知っていること、うちの会社のために今まで
頑張ってくれたことに、感謝の気持ちがあるからだと思いますね。
独立した頃に他人から頂く仕事は、たとえ小さくてもありがたいものです。
やって行けるかという不安を感じながら、日々過ごしていますので余計に嬉しい
ものです。
私も独立してまだ日が浅い頃、自分が社員時代に手掛けた店舗のオーナーさんに
会いに行くと、「今税理士と相談していたんだが、店を増築したいと思っている」
と聞きました。
遠慮がちに「今度独立したのですが、見積もりさせてもらえませんか」と聞いたのです。
すると「そうね、、。あなたでいいよ図面を引いてくれないか」と言われたのです。
そのような言葉をすぐに言われるとは思ってもいませんでした。
独立して間もない頃ですのでありがたかったですね、忘れもしません。
これで仕事に弾みがついたと言っても言い過ぎではありません。
自分で言うのもなんですが、仕事を任されたらとことんやっていましたので、
そこを評価をしてくれていたのかなと思いましたね。
そして打ち合わせを重ねて、本体にも勝る程の大きな工事がスタートしたのでした。
OB様に遠慮はいりませんね、そして優しいです。どんどん本音を出して語ると
良いことがあります。
そのためにも心底仕事には、打ち込む姿勢が必要です。