楽しい家のスタッフが日々豊かで楽しい家をつくるためののコラムを更新中！

先日入ってきたチラシを見ていたら、なかなかいいことを書いていました。

 

「構造材には人工乾燥でない木材を使って家を建てています」というものです。

 

正直このように言ってくれた業者は、今まで無かったものですから我が意を得たり

 

と思いました。続けて「壁には漆喰を塗っていますので、室内の空気はいつも新鮮です」

 

とも言っています。聞いたような言葉を書いていますが、もしこれが本当なら家を造る

 

人にとってはありがたいことです。少しでも本来の木の良さを知っている会社が

 

増えてくることで、私たちが実践している家造りの思いが広がることになりますからね。

 

そのようなコンセプトで家造りがなされるとしたら、ここは是非その意思を徹底して

 

もらいたいです。高い志を持ち、その事を表明をしたにもかかわらず、色々な都合で

 

曲げてしまう事が今までありました。

 

例として相応しいかは別ですが、家造りの資金計画をして、「私たちの収入では

 

これ以上の借り入れは無理です」という方はよくいらっしゃいます。

 

少しでも体に良いものが欲しくて、頑張って健康な住まいを造ろうと一生懸命な方でした。

 

ほんの少しのことですが、この少しの資金がままなりません。

 

この時会社の営業スタッフが、思いがけないことを提案することがあります。

 

「２階は普通の家造りにして少しでも予算を浮かせましょうか」、「一部分はクロス張り

 

でもいいと思いますよ」と言ってくるのです。

 

先程まで体に優しい家造りを熱弁していたのに、家造りの哲学を語り本当に

 

信念を持っている営業さんだと思っていましたが違いました。

 

熱く語ってくれたのはお客様のためではなく、自分の成績のためでした。

 

それが感じられたので、以後この会社とはお話ししていないということです。

 

心からの思いを言葉にして、お客様と話をしないといけませんね。