2021/04/24性能のいい家2
断熱や気密が良いと冬の暖房が効いて、快適に過ごせるからいいですね。
電気代の節約になり家計も助かります。また災害の多い日本ではこれまで幾度も
地震に見舞われ、命の危険にさらされてきました。住まいは人を安全な環境で守ってくれ
快適に過ごせる場所としての役目を果たさなければなりませんね。
その指標となるのが住まいを性能で表すやり方です。C値やUA値という言葉は熱の損失
や遮断する力を数値で表すときに使う専門用語です。聞いたことがあるかと思いますが、
数字を聞いてもどのようにいいのかはすぐには分からないと思います。
温熱環境といわれて、エネルギー効果のいい家を図る物差しになっています。
また地震や台風は怖い思いをするので、強い家であることに越したことはありませんね。
耐震強度を計算して2とか3、あるいは1というように区別されます。
今家を造る人は、断熱性能や地震強度等のことをよく勉強されてやってきます。
性能値を聞いてくる方もいて感心します。国の制度として長期優良制度
というものがあり、こちらを参考にして勉強されてはいかがでしょうか。
色々長々と話をしてきましたが、性能やそれらの数値は勿論大事なことだと思っています。
もう一つ大事な要素があります。それは住まいの安全や居心地、安らぎ感というものも是非
住いの良さを図る基準にして欲しいということです。住んで癒される思いだとか、空気が
おいしくて安らぎを覚えるといった感覚です。残念ながら数値で図ることはできませんが、
人が生きる上で最も基本的な感覚です。ここにも目を向けてみてはいかがでしょうか。