2021/11/16続き
業界の組織である程度働くとベテランの扱いを受ける日がやってきます。
風格が伴い居住まいも立派なものになり、誰が見ても仕事の出来る人間に見えてきます。
人生の転機によそ見をせず、組織にとどまり与えられた環境で一生懸命に働く姿勢は、
会社にとって鏡のような存在ですね。会社がイコール人生で、今時の人から見ると
ちょっとダサイ感じがするのかもしれません。しかしみんながみんな出来ることでは
ありません。組織の中で20年間過ごしてきましたので、組織の窮屈さや没個性な日常
はよく知っているつもりです。
しかし自分の基礎を作ってくれたのは、紛れもなく会社という組織のお陰ですね。
誰かが言っていました。自分の思ったようにいかない組織の中で忍耐し、自分を曲げてや
らなければならない苦しい生活を体験しない者が、大した人間になれるはずがない。(※)
そのような環境で働く方には、心から敬意の気持ちを表したいと思っています。
そして次の言葉も忘れずにやっていきたいですね。
「人と同じような事を同じようにして、成果だけ違った物を求める」ということです。
これを聞いた時はっとしまして、今となっても忘れずにいるのでした。
虫のいいことを願わずに、日々頭を煩わせながらやっていきたいです。
(※堤真一さんのファミリーヒストリーでお父様が語ったことです)