2021/11/17それで続くのか
木材価格が値上がりして、多大な負担をお客様に強いている状況が続いております。
南九州は杉、桧の一大産地で豊富な林業資源があり、全く予想もしない事でした。
値上がりするのに早く、上り過ぎた値を戻すのは遅くの状態で、本来の姿には程遠い状況
が続いています。これに加えて鋼板、鉄筋、遮熱、樋製品、建材の値上げまで言ってきて
います。一篇の通知文をFAXで送り付けてきて、一方的な気がしないでもありません。
もう一つ評判の芳しくない業界があります。
それが生コン業界です。建築はまずもって基礎工事をしなければどんな家も建ちませんね。
基礎工事は沢山の生コンが投入されて出来上がるのです。もう10年以上前でしょうか、
鹿児島市に生コン協同組合が設立されたのは。そのお陰で?一気に値上がりしたのでした。
2倍近くの値上がりでしょうか。今迄の単価で購入していた我々は、異常な値上がりに驚愕
したのでした。生コン業界で働く人たちの待遇は、決して恵まれていない事は、伝え聞
いてはいました。そのせいか人が集まらない、従業員の永続性がない、いい仕事をして
いるという誇りが持てない状況があったのでした。
そのことで産業として危機感を当事者の人達は強く持っていたのでした。
組合が出来て値段が上がるのは痛い思いがしますが、これは建築業界として負担しなけれ
ばならないコストと考えて、容認する意見も少なくありませんでした。
ところが最近基礎屋さん、建設会社さんから辛口の評判をよく耳にするようになりました。
2~3日前のこと、うちの基礎屋さんはかなり辛辣な意見を言うので、つい聞き入ってしまい
ました。それではまたこの続きは次回にてお話しさせていただきます。