楽しい家のスタッフが日々豊かで楽しい家をつくるためののコラムを更新中!

YouTube

インスタグラム

地図

ブログ

blog
ブログ

カレンダー

2024年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

スタッフブログ

2021/12/11
大切なもの
投稿者:代表君野

楽しい家では上棟式は支障の無い限り、開催をお願いしています。

 

先日もM様のご尽力で開催することが出来て、感謝の思いで一杯です。

 

記憶に残り、記念にもなって改めて開催してよかったと、思う日が来るものと思って

 

います。家には棟という所があって、これが取り付いて初めて執り行うことが出来ます。

 

ですのでいくら柱、梁の頑丈なものが建ち、渡されても棟上げとは言いませんね。

 

棟上げは昔から縁起のある事とされ、上棟式は欠かせないものだったのです。

 

それが最近式をしない事を選択する人もいて、少し寂しい思いをしています。

 

これは私が寂しいのではなく、家がそのような扱いを受けることで、寂しくなるのでは

 

との思いであります。

 

数十年経った家を解体する機会は少なくありませんが、棟木には必ず上棟の日付と家主の

 

名前が墨書きで記されています。「棟板」と呼ばれるものですね。そこには棟梁の名前も

 

刻まれていることもあります。

 

楽しい家での棟板(手形板)は少し大きなもので、家族の手形を朱墨で押して、そこに思い

 

を込めた言葉も載せるようにしています。これが後々きっと家族の宝物になると思って

 

います。今家を造る方は出来るだけ簡単に、出来る事ならしたくないと考える人もいます。

 

手間暇かかり面倒くさいことは、全くその通りです。

 

時間もお金も要してあまり意味を持てないのです。しかしよくよく考えてみて、今迄生きて

 

きた中で記憶に残る事は何でしたでしょうか。その多くはきつかったこと、大変な苦労を

 

伴ったこと、気力を振り絞って頑張ったことと共にありませんでしたか。

 

平穏な日常の中から記憶に残るものは極めて少ないものです。何も穏やかで無事な生活を

 

駄目だと言っているわけではありませんね。しんどい思いをして成し遂げた先には、良い

 

思いが残り記念にもなると思っています。

▲ページの先頭へ

資料請求・お問い合わせ

ページの先頭へ

Copyright© 2017 株式会社 楽しい家. All Rights Reserved. Created by Co., Ltd ABABAI.