2022/01/09気軽に買えない
本好きではありますが、特にジャンルを決めて買うということはありません。
小説や人物伝記、実用書、歴史書、仏教書、お笑い迄、節度はなく気に入ったものが
あれば、手に取っています。乱読気味ですが、読み終えたものを記憶に残そうとする事
はないです。ただ百田尚樹にははまりました。
とにかく面白いのです。すっかりファンになりその殆んどを買ったこともありました。
天才的な作家であることは誰でも知っていますが、とにかくいろんなジャンルの本を書
ける人です。
多彩で物語の展開の仕方は驚嘆するばかりで、どうしてこのような発想が浮かぶのか、
やはり天才としか言えませんね。もともとTV業界にいた方で、よく知られているのは
「探偵ナイトスクープ」という長寿番組の構成作家をやって人気を博したのでした。
また新作が出ましたら買うことになるのではと思っています。
さて話は変わりますが、ここしばらくは本を買うことにためらいがありました。
話題書は努めて買うようにしていたのです。2年前の芥川賞作品「推し燃ゆ」という
本を買ったはいいのですが、ほとんど共感も読後の満足感も持てませんでした。
こちらが時代に付いていけていないのと、若い人達がどのような事に心を動かされて
行動するのかを知りませんでした。
あまりに違いすぎる世代間の価値観に呆然とするばかりでした。最もこちらの読解力
の足りなさも関係していると思っていますが。