2022/01/18育て方
中学校の校長先生の話すことはもっともだと思ったことがあります。
荒れていた学校で、卒業式の前日には保護者と先生が万が一に備えて、対策を練って
いたのでした。場合によっては警〇を呼ぶかもしれないからと。
しかし当日は問題の生徒は中に入れず、騒動を引き起こすこともなく何とか無事終了
できたのです。本当にそのような事が起きたのかという思いはありました。
都会(鹿児島もまぁまぁ都会的な雰囲気はありますが)に起こる問題と思っていました
が、先輩の保護者の話では相当に荒れていたらしい事は聞かされていました。
しかしつつがなく終えられて、その後反省会という名の懇親会になりました。
校長先生も肩の荷が下りたのか、饒舌な口調で保護者とも打ち解けて話が盛り上がります。
何かしら問題を抱える生徒は、幼少期から学童時期、その後の思春期の時期に、何か親と
の関係がうまく行かなかったことが垣間見えると言います。
放任、甘やかし、子への無関心等の事を言っているように見えました。
それで大事な躾と親からの教育を受けられずに育ったのだと。その結果が今こうしたことに
なっていると言います。子供には親の威厳は大事で、「ビシッと子供を押さえつけて、
我儘でも言うものならビリーッとやっつけておかないといけない」と言います。
思春期になった子供に今、それをやろうとしても時すでに遅しの状態と言います。
過激な言い方にも聞こえますが、校長先生の言うことはよく理解できるのでした。