2022/02/13必要なこと2
家造りが始まると行政による検査が数多く行われます。
確認審査、地盤調査、基礎検査、上棟検査、完成検査、主なものをあげてみました。
もちろんこれにすべて合格しなければ家は引き渡されませんので、よく出来た仕組み
だと思うのです。
さてここにきて一部の住宅会社では、同じような検査を他の人がすることがあります。
別名第3者検査という言い方をしたりします。最初聞いたときは何のことか分からなくて
驚いた、というのが素直な気持ちでした。何のために、どのような狙いがあってのこと
なのか。そしてうちに相談に来るお客様でも、たまにそのようなことを言う方が
います。それで「どちらでそのようなことを知りましたか」と聞くと別な住宅会社の営業
スタッフの方から説明を受けましたとのことです。
これはこちらの推測の域を出ませんが、その会社の担当の方は競合会社との違いを知って
欲しくて、話したのではないかと思うのです。その会社はいち早く第3者検査を実施して
いたことから、検査には余程自信があったのでしょうか。
同じことは大手2×4住宅会社でも、お客様が依頼して第3者検査をやることがあると
知り合いの担当者が言っていたのでした。会社の工事担当への相談はなく、
「検査をやることになりましたから」と告げられてのことだったといいます。
家の検査を専門とする会社の人がやって来て、現場内を調べて回ったそうです。
これを聞いて、何かこれでいいのかなという気持ちが湧いたのはありましたね。
先ほどのお客様は、楽しい家でもそのような対応ができるんでしょうか、と言いたそうな
様子だったのです。今後この案件がどのように進んでいくのか分かりませんが、今うちが
考えていることをお話ししたいと思います。次回を楽しみにしていただければ有難いです。