2022/05/07天気に恵まれて
まだゴールデンウイークは続いているようですが、楽しい家は昨日から仕事再開です。
連休中は割りと天気には恵まれて、いい休養を取ることが出来ました。
遠くには出掛けませんでしたが、田舎に帰り墓参りをして近所の方とも話をすることが出来
ました。今集落の世帯は減り続けて、僅か24世帯になったと聞きました。
賑やかだった頃は子供の数も多く、あちこちから遊ぶ声が聞こえてきたものです。
集落には自然の洞窟があり、権現祭りが毎年開催されるのですが、ここにも過疎化の影響は
及んでいます。
炊き出しをして甘酒を作り、権現様に奉納することを習わしにしてきたのですが、今では
すべてお店で買ってきて済ませているようです。
止む無くのことですが、行事を続けてもらうだけで有り難いと田舎を離れた者は
思っています。伝統は一度中断するとなかなか復活できるものではありませんから、何とか
継続して欲しいと願っています。
さて連休の一日、野間嶽に登ってきました。薩摩半島の西部に屹立する秀峰です。
一度は登ってみたいと思っていましたが念願がかなったのでした。三日は天気に恵まれ、
多くの登山客が頂を目指して登っていました。野間嶽神社迄車が昇りまして、残りは
700メートルと書かれていますので、容易なことかと思いました。
しかし急な上り坂に思わぬ時間を要してしまったのです。いつも思うのは山の距離は
どのような計測でそのようになるのかということです。水平距離のことではない、
ましてや垂直距離だけでもなさそうだ。何か計測の法則があってのことだと思いますが
知りたいものです。
山頂には既に何組かの人が景色を眺めたり昼食を食べています。
途中で買ったおにぎりとお茶でしたが、山頂での御馳走は格別においしいものでした。
吹上浜、東シナ海、甑島を遠方に望み、加世田の長屋山、蔵多山も一望に雄大な景色を
見せて、苦しかったことも忘れてしばしの間眺望を楽しんだのです。