2022/10/08バットを振る
野球やソフトボールのバッターはボックスに入ると条件反射的にバットを振って
ファイティングの姿勢を見せます。
しかし実社会ではなかなかバットを振らない人がいます。創業や独立の気持ちを
抱いて、いつかは踏みだそうと考える人は多いものです。
そのため自分なりに勉強や研修を重ねてきた人々がいます。
その業界に誰よりも詳しく論理的に説明も出来ている、勝算もある。
この人だったら成功するだろうなという印象を周りも持つのです。
こちらも楽しみにしているのですが、なぜか現状に踏みとどまり前に進もうと
しない人がいるのです。今迄学んできた教材費や研修費用は半端ではないと思う
のです。それに時間とエネルギーを費やしてきたことが無駄になってしまうこと
が痛いです。
自分なりに計画を立てていれば、明日にでもスタートを切れるのにと思うのです。
最初に構想を聞き夢を語った日から長いこと経ちましたが、まだ同じようなことを
言っている人もいます。そんな人を見ると、「あぁ、結局バットは振らないのだな」
と気づくのです。後先考えずに簡単に始める人よりはいいのかもしれませんが、
どちらかと言うとこれ位の無鉄砲さも時に必要です。
ぶつかったら修正をしていくことで段々と要領を掴み、自分に合った方法を見つけて
いくのです。
そういう意味では、失敗は成功の母と言われていることも理解できるのです。
何故一歩が踏み出せないのか、やはり精神的な面が大きく影響していると思われます。
表面上は独立をして自分の夢を叶えることを望んでいる。しかし心の奥底では
ブレーキが掛かっている状態です。
もう一つは覚悟が決め切れていないという事ではないでしょうか。
退路を断って全てのことを自分が引き受けるてやるということです。このような心構え
が生まれて初めてスタートが出来るのです。それからすべてが揃い条件が整わないと
進めない、という考え方もスタートを切れませんね。
少々の犠牲と苦悩はついて回ります。とにかくバットを振ることですね。