2022/10/26あれもこれも
ここにきて旅行支援の動きが活発化しています。
今迄ずーっと自粛と制限で、町にも出かけず旅行も出来なかった訳ですからありが
たいことです。
そして旅行に行くならやはり温泉であり、おいしい物を食べることが楽しみでは
ないでしょうか。観光地は海外から来る外国人がいなくなって閑散としていましたが、
また徐々に戻ってきつつあると聞きます。
旅館業で圧倒的な人気を誇る星野リゾートは霧島の地にも出来ました。
同じく天王寺の星野リゾート(OMO7)も開業して数ヶ月経ちますが、数百人
(436人)が宿泊する程の大きなホテルです。
当初計画が発表された時、危ぶむ声があったのでしたが、どのようにして開業出来た
のでしょうか。まず立地の問題があったのでした。いくら大都会の大阪と言えども
ここはどうだろうかという立地でした。
しかしあえてそのような地を選んで建てるのですから、トップには勝算があったので
しょうね。新今宮の駅前に建つOMO7は賑やかな所ではありますが、いわゆる
あいりん地区が迫ってきているところです。長らく塩漬けされた土地ではありましたが、
経営者には何が見えていたのでしょうか。
それは外国人で大阪が溢れていた頃、都市観光をする人はビジネスホテルに滞留する
ことが分かったのです。そこに着目して造られたのがOMO7でした。
そういえばバックパッカーの姿でミナミを廻る人をたくさん目にしました。
各地に建つ星野リゾートですが同じコンセプトのホテルはありませんね。地域の持つ
源泉を活かして、そこだけの魅力を発信することに腐心してきたのです。
どちらかというとニッチ市場を掘り起こすことで成功してきたといえます。やはり
しっかりとしたコンセプトがあって初めて出来ることではあります。