2022/11/08次の世界
同級生のみんなはそろそろ会社を退職したり、延長雇用で働くようになりました。
当然年金暮らしに入るのですが、今迄培ってきた技術なり人脈を活かして新しいこと
を始める人もいます。
その事は連絡を貰える人もいれば、人伝に聞いて分かる人もいます。
私が故郷に帰ってくることを勧めても、残念ながらそう簡単ではありません。
本人にその気持はあっても、家族が都会に居ては賛同してくれる可能性はありませんね。
大〇さんはゼネコン勤務で海外生活が長かったのですが、定年後は大手住宅メーカーに
就職して頑張っていると連絡をくれます。
新しいこれまでにない建築を手掛けるのに、ゼネコンのスキルを必要としているらしく、
彼に白羽の矢が立ったのです。
〇戸さんは長い会社勤めを終えて、ビル管理の資格を取得すると聞きます。そして会社勤め
時代の縁だと思いますが、新しい職場で頑張るとこの春聞きました。
また退職してから建築業を開業する人もいて、第二の人生は夫々にぎやかです。
若い現役の頃とは違い、趣味と遊びにも興じてゆとりのある働き方をしているようです。
私は訳あって最初の職場はわずか7年位で鹿児島に帰ってきましたが、最後まで勤め上げる
同級生には、敬意をもって祝福したい気持ちです。
まぁ時代的な背景にも恵まれて、その恩恵を一身に受けてきた世代です。
団塊とその下の世代の身に付けた技術やノウハウは貴重で重宝されています。
泥臭くてアナログなやり方は今通用しなくなりつつありますが、どっこいこれがベースに
なって今の技術につながっているのです。
次世代へ伝承という意味では大切なスキルだといいます。実際NT〇を退職した同級生は
すぐに次の職場が決まり、アナログの技術を若い社員に伝えて欲しいと要請を受けました。
そして今そこの職場で頑張っています。