2022/12/15続、何とかしたい
先日賃貸住宅のリフォーム工事をしたことをお話ししました。
そのことで後悔するやら、なんとも申し訳ない気持ちになるやらで、複雑な気持ちで
います。一体それはどういうことなのか。
自慢にもなりませんが、その賃貸住宅は全面的なリフォーム工事をして、分譲マンション
にも劣らないクオリティで仕上げ、入居者には大変喜んでもらえると思っていました。
それ位自信を持って造ったのですが、今になって思うと、やっぱり拙かったのでは
ないかと思っています。
というのも楽しい家の家造りは、人にやさしくて心からやすらぎを覚える家です。
そのことでお客様は健康になり、病気を引き起こすこともなく健やかに毎日を過ごせる
のでした。そのような家造りを私達は誇りに思い、自分たちのやっていることは
絶対に間違っていないと自信を持って言えるのでした。
それは何よりお客様の声が私達を応援してくれて、心強い思いをするのです。
ところが賃貸住宅においては、そのような理想の姿を忘れてしまい、気にも留めて
いなかったのです。
マイホームと借家で何が違うのか。それは住まいが誰の所有であっても、住まうのは
等しく人間であって何の違いもありません。その事をしっかりと分かった上で、リフォーム
工事をすべきではないかと思うのです。
玄関に入るとすぐ鼻を衝く臭いがするような住まいは、賃貸と言えども疑問です。
改装後にその賃貸住宅を訪問して、予想はしていましたが部屋に居られませんでした。
頭が重くなり気分は悪く、吐き気まで催して、心臓が高鳴り始めるのでした。
明らかに体が拒絶していることを知るのでした。
これは何か大袈裟に言っているわけではありませんね。体が感じたこと、体が反応したこと
を素直に言っています。
すぐさま窓へ走り、開放して30分位換気が出来たのですが、それでも窓を閉めるとまた元
の状態に返ってしまうのです。私たちは普段から化学物質臭のする家とは無縁の環境で過ごし
ています。そのこともあってすぐに体は反応して、危険を察知するように出来ています。
そう思うと家造りが未だに問題のあることを今回また思い知らされたのでした。
借家であっても何とか改善しないといけませんし、罪作りな家をしてはいけませんね。