2023/01/13オーシャンブルーか
建設業界は大手の会社を中心に海外へ進出しようとしています。
今に始まったことではないのですが、この動きが今後加速するかもしれません。
その背景にあるのは、言わずと知れた深刻な少子化の影響があるからです。
それは何も建設業界だけに限ったことではありません。すべての産業が今後
影響を受けて統廃合や吸収整理される運命にあります。
企業人は早くから将来を見通し、それならば海外だろうと目先を定めています。
事実大手住宅メーカーはここにきて、より一層海外に目を向け始めています。
日本の住宅メーカーの家造りは海外で高い信頼性があり、評判が良いのです。
デザインが良いこともあります。
地震国日本の建築は幾たびも大地震を経験して、相当高い基準で造られています。
新潟地震、阪神大震災、東日本大震災、近いところでは熊本地震と何年かおきに
壊滅的な被害を受けてきました。その教訓を無駄にせず、丈夫な建築を造ること
につなげていったのです。
事実海外の建築や土木構築物を見ると分かるのですが、橋脚や柱、梁の太さが明
らかに大きいのです。同じような規模の建築であれば2割くらい太いのではと思い
ます。例えば70センチ角の柱で造られたビルであれば、日本では85センチ位に
はなるでしょうか。
そんなグローバルな視点は勿論知っておくべきでしょうが、私達は地元企業として
地域に貢献するために存在していると考えています。ですから急に何か対策を考え
なければならないという事はありません。時代についていきながら今までのように
安心して住める家造りの理念は変りませんね。