2021/02/04モデル住宅は得か
住宅会社は自社のアピールをするためにモデルハウスを造ることがあります。
あっ、ここで言っているのは、与次郎やKTSにある常設のモデルハウスの
ことではありません。
新しい住宅で、今までと違ったコンセプトやアイデアを入れて造る家は、何かの
告知作業をしないとエンドユーザーには伝わりません。
3年前に市内で一年間モデルハウス会場として、皆さんにお披露目をしたことがあります。
多くの人がやってきて家の説明をさせてもらいましたが、同時に会社のことまで
知ってもらえて「やって良かった」と思いましたね。
さて今日の本題は「モデル住宅は得か」というものでしたね。
一年が過ぎようとする頃このモデル住宅は、気に入った方が表れて譲ることにしました。
新築で未入居、おまけにクオリティは通常より一段階高いものに設定してあります。
会社の思い入れも強く、若い人達にこそ見てほしいとコンセプトを明確にして完成させた
ものです。会社の思いは外観を見ただけでも「力の入った家だな」と感じられるので
すぐ分かると思いますよ。
似たものに建売住宅というものがあります。
チラシに毎日見ないことがないくらい載っていますね。
建売業者が売れ筋の商品(呼び方に違和感はあります)を設定しあくまでも売れやすい、
買いやすいということに焦点を合わせた住宅です。
一方モデルハウスはそのような事情から、譲る時どうしても建売と同じような値段では
譲ることができないのです。そしてもし・・・、注文でモデルハウスと同じものを造ると
したら、やはりそれなりの物は必要になりますね。
会社は住まいのPRとお客様が来てもらうことに主眼を置いていますので、元手に要した
原価が還ってきたらいい、くらいに考えています。多くの人が見に来たわけですが、
トイレをはじめとして水回りの製品は一切使用しません。
また手袋をしっかりとはめてもらいますので、傷や汚れがあるわけではありません。
それから住まいの減税やローンの扱いも何ら注文と変わりませんので
安心していいと思います。モデルハウスを販売というニュースを見たら
競争率は高いですが、トライしてみるのも一つの買い方です。