2021/05/21励みになる
家造りをしていて嬉しいのは、お客様からのお褒めの言葉をいただく時です。
今でこそメールにとって変ったが、封書、はがき、でいただくお客様の生の声は
特別なものがあります。手書きで書かれた文字に、お客様の気持ちが込められて
いて、楽しい家の宝物と言って良いです。特に子供さんが大きくなられた様子や、
どこの学校に進学しました。また「今年の春から社会人となり〇〇病院で働いています」
「県外の会社に就職して、少し寂しい思いをしているところです」「娘は結婚して先月
子供が産まれました」という報告もよく聞きます。
歳月を経て、家庭の様子も大きく変化していることを感じますね。人のお家の事は時計の
進み方が特に早くて、近況を聞いて驚くことが多いです。だんだんと書くことを
しなくても済むような時代になりましたが、手書きというアナログのやり方で、
交流する楽しみは残って欲しいですね。ビジュアルな画像と、ワード打ちされた
文字でのやり取りは、手軽で便利なものです。
ですがせめて仕事を離れてゆとりのある時には、相手のことに思いを馳せて、一筆啓上と
いうことがあってもいいですね。
さて「おかげさまで子供ともども健やかに過ごしています。私たちの無理な要望を聞いて
いただき思っていたより素敵な家が出来ました」という有難い文章の後に、小さな文字で、
職人の態度が・・・、仕事の連携が・・・、等の言葉が付いてくることがあります。
こちらも普段から気にしている事だったり、初めて聞くような事もあります。
そしてこれこそが私達の聞きたかったことでもあり、よくぞ書いて下さったと思うのです。
時には体にこたえる内容もありますが、こちらが受け止める事柄ですね。