楽しい家のスタッフが日々豊かで楽しい家をつくるためののコラムを更新中!

YouTube

インスタグラム

地図

ブログ

blog
ブログ

カレンダー

2024年11月
« 10月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

スタッフブログ

2021/06/29
気になる音
投稿者:代表君野

歩いていて床がきしむ音は不快で耳障りなものです。

 

静かに休んでいるときや、寝ている時には大きな音に聞こえますので、早く

 

解消したい不具合ですね。決まったように同じ所で音はするので、その場所が分かれば

 

比較的簡単に直すことが出来ます。とは言うものの熟練された、経験の豊富な大工さん

 

がすればのことです。手直しや、補修工事はいつもの仕事と違い、イレギュラーな

 

仕事です。このような事は、若手大工ではちょっと対応できないことがあります。

 

そこは経験豊富なベテラン大工。年は取っていますが、引き出しが多く色々な事を

 

知っていて、頼もしい存在です。働き盛りの大工が、引退した師匠に相談に行くのは

 

決まって未経験の仕事を任された時ですね。

 

それから床下点検口が必ず住宅には設置してあります。そこから潜り込み、音のする所まで

 

辿り着くと、仕事に取り掛かることが出来るのです。床下点検口は、このような非常時や

 

シロアリ点検には必ず必要なものです。複数取り付けて容易に潜れるようにしておくべき

 

ですね。それと床下空間は人間が移動、作業出来る高さを考えて、基礎の高さを決めたい

 

ところです。

 

さて床鳴りの原因はいくつかあります。最も多いのは、束(つか)と呼ばれる鋼製の支柱部分

 

の不具合です。工事中何らかの作用で、この鋼製束と大引きの接点が、うまくかみ合って

 

いないことがあります。

 

多くはこの部分のネジを締める調整で改善されます。それでも改善されないときは大引き

 

(床板や根太を支える太い角材)と床板あるいは根太との接点に、問題がありそうです。

 

ここは単独では難しい作業になりますので、床鳴りのする所に一人立ってもらい、上下で

 

声を掛け合いながらの作業になります。大引きと床板、根太をピタリとビスで締めて

 

接着するのです。1~2本のビスで止まりますが、後々の予防の意味からも多めの数を

 

打ち込んでおきます。この作業で大概は解決するのですが、それ以外の原因で鳴る場合は、

 

また違うやり方で止めることになります。その続きはまたお話ししたいと思います。

▲ページの先頭へ

資料請求・お問い合わせ

ページの先頭へ

Copyright© 2017 株式会社 楽しい家. All Rights Reserved. Created by Co., Ltd ABABAI.