2021/11/28良い日の節目
友引となる良い日に上棟祝いを開催。
雲一つない良い天気に恵まれての事でした。屋根の上に上がると、東の方向には錦江湾に浮
かぶ桜島がくっきりと雄大な姿を見せてくれています。鹿児島市民で良かったと誇りに思う
瞬間です。こちらに向かって二礼二拍手一礼の様式で礼拝します。
鹿児島市民はいつも、桜島はどちらの方向にありますか?と聞いてから神事を進めます。
それ位市民に親しまれて、拠り所になるのが桜島ですね。
餅を四隅、棟に供え焼酎、米、塩でのお清めをして、家族、棟梁、楽しい家、屋根に上がった
全員で祀ります。骨格のいいしっかりとした家の誕生に気持ちが引き締まります。
心を込めて、気持ちを込めて造るぞとの思いが自然と湧きあがりますね。
この上棟式、一つの仕切りであり祝祭と同時に竣工迄の長い道のりを、無事に進められます
ようにとの願いも込められています。
最近、「上棟式はしなくても問題はないですよ」と勧める会社もあるように聞きますが、
それは造り手のことを思っての事か、自分たちの都合での事か分かりませんね。
楽しい家は、一も二も無く「上棟式は是非やって下さい」とお伝えしております。
それは後からも出てきますが、この日は楽しい家と協力会社の姿を紹介する日にもなっている
のです。楽しい家は船長として各協力会社と連携を取り、各協力会社は同志として横の連携も
図りながら進めるのが理想的な建築現場です。
息の合った仕事を重ねながら、一歩ずつ一歩ずつ完成に近づいていくことになります。
お清めと祀ることが終わると降りてきて、協力会社の紹介が始まります。
10数社の専門協力会社の担当者や職長は、「丁寧で綺麗な仕事を心がけて行います」と宣言
する業者もいます。お客様に力強い声を届けられて、少しは安心していただけたのではと
思っています。これからの長い工事期間どうぞよろしくお願いいたします。