2022/02/15必要なこと4
第三者検査(外部検査)のことを今まで言ってきました。
自社の造る家を外部の人に見てもらうことは、あまり褒められたことではありませんと。
それは二重の検査を受けることの意味を見い出せないからです。
誰が誰のために、何のためなのかがよく分からないからです。
一番は住宅会社が負担するように見えるお金も、結局出処はお客様の財布からと
いうことがあります。いただくお金を余計な所に使うより、本分の建築費用に充てた
ほうが良いと思いませんか。
実は同じようにお金を支払うことで、利便性を享受できるサービスがあります。
24時間住まいサポートというものです。もしもの時の強い味方になってくれる
そうです。アパート、マンションで有名な川〇ハウスでは、入居者にこの制度が
あることをお知らせしているようですが、人気はいまひとつです。
突然の水漏れ、機器の不具合損壊、鍵の紛失等予期せぬことが起こった場合に救急的に
駆けつけてくれるものです。やっぱりというか、このサービスに住宅会社もやる気を
みせて宣伝しているところがあります。
やり方は、いくつかあるサービス会社と住宅会社が提携して運営されます。
制度としては良いと思うのです。でも住宅会社が無償でやっているように見えても、
経費が掛かっているんですよねということです。
では実際のところはどうでしょうか。不思議なことですが、ほとんどのお客様は
突然の不具合が起きるとあくる朝迄待って連絡をくれるのです。
台風の時にたまに起きることがありますが、夜中に電話を貰ったことは一回も
ありません。また夜中にやって来ても出来ることは限られているからです。
そしてよく考えるのですが、このようなことが果たして一生のうちに何回あるので
しょうか。やっていることは大変素晴らしいことなのですが、お金で何でも解決
しようとすることにも疑問がありますね。