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2022/06/14
自然な反応
投稿者:代表君野

家造りをしていて他社の造る家は気になるものです。

 

それで挨拶をして、他社の造る家を見せてもらうことが良くあります。

 

先日も車で走っていると見学会の上り旗がありましたので、寄らせてもらいました。

 

自社の家造りを確認することが目的ですが、単にインテリアや外観、住宅設備の

 

ことであれば家造り本やHPを見させてもらえば、ある程度分かるのです。

 

しかしそこではない所が知りたいのでした。

 

住宅会社は各々、自社の持ち味と特色を打ち出して家を造っています。それは会社が

 

生き残る生命線であり、お客様にも伝わるように色々と工夫もします。

 

そのためにチラシやリーフレットを作り、会社案内冊子には会社の情報を出来るだけ

 

入れて親しみのあるものにするのでした。

 

また住宅の本やHPもプロに依頼して綺麗な仕上にする事で、印象はとてもいいものに

 

なるのでした。それを見たこれから家を造る人は、「自分たちの感性に合うし、出来栄え

 

もいいわよね」と夫婦で言いながら、良い会社と出会ったと思うのです。

 

そこからは一気呵成に、会社の担当者と具体的な話が進んでいくことになりますね。

 

しかし今回見学させてもらうと、会社の方針と実際に建った家の違いに驚くのでした。

 

この家のキャッチコピーは、「漆喰と自然素材の家造り」であることを謳っています。

 

冒頭に言いましたが知りたかったのは、本当に漆喰の家で自然素材の家なのかと

 

いうことでした。玄関に入ると、男性社員さんがいたのでした。

 

挨拶をして中を見学させてもらいました。家に一歩足を踏み入れると、そこに漂う

 

空気はきつい臭いに支配されていました。

 

目には見えない空気ですが、鼻を突き刺激臭がむんむんとして、気分が悪くなるのでした。

 

もし空気に色があるとしたら、そのようなことが出来たら、近付くことが出来ないような

 

色を発しているように思うのです。微妙に心臓の鼓動が反応して、早く打ち始めたのです。

 

そしてこのままここにはいられないと体の指令が出て、早々に退散したのでした。

 

体は正直な形でサインを発しているのでした。

 

それにしても自然素材、漆喰を表題にしている家造りなのに、どうしてこのような酷い

 

ことになるのか。一つにはその中身の問題があります。この家では棚板や家具、建具、

 

床板、木枠は全て木のような趣はありました。

 

構造体である梁もそのように見えます。

 

よく見ると(見るまでもないのですが)薄い木を接着剤であしらったものです。

 

建具の表面はそのような面をしていますが、工場加工されたベニヤ製です。

 

また梁は集成材と言いまして、ラミナ言われる板を何層も接着したものです。

 

これ等は自然素材とは似て非なるもので、全く注意が必要です。

 

漆喰は何を使用しているか分かりませんが、接着剤入りでないことを願うばかりです。

 

自然な体の反応に意識を向けて、本当に自然素材の家であるのか見る目を養いたいですね。

 

先の男性社員には丁寧な応対をしていただき、ありがとうございました。

 

このことは建材の表示の事、更に法で換気をする事で落着したように見えますが、尚問題

 

は解決していないことを示しています。

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