2022/12/04変われるはず
少し前に宅建協会の騒動と恥ずかしい所をお話ししました。身内のことはあまり外に漏らさ
ないことがいいのですがここは敢えて申し上げて、役員の皆さんの意識が変わることを期待
するからです。
県に約1500社も存在する協会員の多くは、早く体制を整えて健全な姿に戻ってほしいと
考えています。選挙が終わればノーサイドに戻り力を合わせて欲しいですし、そうあるべき
です。私は平ですが会員ですので、気になっていることを遠慮もせずにお話ししたいと思い
ます。残念ながら繰り返される騒動の原因を考えるに、皆さん鹿児島の伝統と悪習だから
仕方がないといいます。
しかしそれはどこかに改善すべき点があって、結果として表れてきていることだと思いますが
違うでしょうか。
協会の理事職は会員の皆さんの持つ一票で選出されますので、あまり問題はありません。
問題はその後行われる協会の会長選挙です。互選(理事職の20数人による選挙)による選出
と決まっています。ここにもめて騒動になる原因が潜んでいると考えています。
今まで絶えず二つに割れて多数派工作が繰り返されてきたのです。
そして見苦しいまでの中傷合戦と怪文書が飛び交い、まったく閉口してしまうのです。
なぜそのようなことになるのか、私の理解を超えています。
その上宅建協会の理事や会長職には、県の不動産業界のリーダーや主だった会社は一つ
も入っていないという現実があります。
よく名前の通った会社、全国も視野に入れて業務を行う会社と言ってもいいです。社員も多く
最先端の不動産の取引手法と毎年のように変わる法律にも素早い対応で、消費者から高い
支持も獲得しています。
そのような社会的信用のある企業が、一人も理事職役員になっていない所に問題があります。
私は何も会社の規模で判断しようとしているのではありませんね。ただそのような会社は県の
リーダーに相応しい実務力と情報力が備わっていることは間違いありません。
そして先端を行くだけあって、資質的に素晴らしい人間がいることも事実です。
何かこの辺りを吸い上げる仕組みなり、暗黙の同意が形成されるようだと変わるのになと
思っています。
それでは次回そのような理想とする姿がなぜできないのかを考えてみたいと思います。