2020/12/07専門家も知らないこと4
待望の住まいが出来て家族が体調を崩すことほど悲しいことはないです。
何故そういうことになったのか?お客様が悪いわけではありませんし、
会社の担当者が悪いわけでもありません。それではどこがまずかったのでしょうか。
端的に言うと建築基準法の法律が、実態を十分理解していない所でできてしまった
ということです。
その法律は通称シックハウス法と言います。随分前から新築の家で被害が出ていました。
めまいや頭痛吐き気、のどの痛みや鼻炎、アレルギーの発症などです。
(いわゆるシックハウス症)国は法律を作り抑え込もうとしたのでしたが、
その法律の中身を知ったときた驚いたのです。
それは新建材から発生する体に悪い発散物を、換気によって改善しようとしたのです。
そのやり方には正直失望しましたね。
常識的な考え方をすると、何か不具合のあるものはまず使用中止かするか、商品改善をして
安全性を確保するものではないでしょうか。
セ〇〇〇ハイムの担当者は「国の決めた基準をしっかり守って造りますので
安心してください」と言って家造りを始めたのです。
そこにはお客様をだまそうとか、口先で調子のいいことを言って仕事を貰おうと
はしていないと思います。
ですからお客様からの苦情や苦しい思いを聞いても、心には響かなかったのです。
問題の中心はここにありますね。国の決めた基準通りに造っても、
体調を崩す人がたくさん居るということです。
そしてしっくいを塗り発散物の少ない良好な部屋、あえて塗らずにそのままに
置いてある部屋。担当者に来てもらい「あなたならどちらに住みたいですか?」と
質問をされたのでした。結果は言わずもがなですね。