2021/05/17柔軟なこと
あるおじいさんの飼っていた馬が逃げてしまった。
悲嘆にくれていると、その馬が沢山の馬を連れて帰ってきた。喜んでいると、その馬に
乗っていた息子が落馬して怪我を負ってしまった。災難にあったことを悔やみ、
うかない毎日を送っていた。しばらくすると戦争がはじまり、怪我をしていることから
息子は徴兵されずに済んだ、という故事成句の話を聞いた時、妙に納得し心で相槌を
打っていました。有名なことわざ「人間万事塞翁が馬」のストーリィーですね。
すとんと腹に落ちますので、気持ちがよく、このような生き方は、自分に合うのでは
とずっと思っていましたね。
その方が楽だし、励みにも戒めにもなりますのでありがたい言葉です。周りでもこの言葉
が好きで、共感している方は思った以上に多いです。「禍福はあざなえる縄の如し」とも
よく似ています。しかしとらえ方や積極性においてはかないませんね。
かと思えば「予定調和して生きる」ということをいう人もいます。
人生の予測を立てて、それに沿った形で計画や対策を講じることだと思います。
進学も就職も、果ては連れ合いまでも計画通りに進めることでしょうか。
それはいくら何でもできませんね。
真似しようとしても出来ませんので、堅実で立派だなという感想しかないです。
しかし生き方や考え方の違いですので、良いとか悪いとかでは全くありませんね。
自分らしく、そして思いを素直にして生きていけたらいいですね。