2021/02/15新築か中古か
中古住宅は今あちこち売りに出されて活況を呈しています。
建築後25年、あるいはもっと古いものも出回り買い手にとっては
沢山の中から選べる良さがあります。
土地の値段で手に入ることもあり、いい物件に出会い買うことが出来たら
得をしたような気分になりますので人気があります。
他に中古市場では業者が買い取り、全面的なリフォームをしてから再販している
ところもあり、付加価値次第では新たな成長市場になりそうです。
カチ〇スといういい名前の会社は,そのようなやり方を得意として伸びてきた会社です。
マンションでもリノベーションして水回り商品や建具、クロスを新しくすると
新築と変わらないくらい綺麗になります。一戸建同様こちらも人気があり販売されると
すぐ売れてしまいます。
それでは中古住宅は何も心配することなく誰でも買えるのか、と言うとそうでも
ありませんので,いくつかのポイントとなる点を是非知ってもらいたいです。
大きく3つ位に気を付けて買うことが出来ればいいかと思います。
まず一つ目は築年度を知って買うということです。
阪神大震災が起きて、既存建築の弱いところが露呈して被害が甚大なものとなりました。
あれほどの烈震ですと、倒壊した家と損傷の少ない家、被害の無い家の違いがはっきり
しますので、改善すべき方向性がはっきりしたのです。
ですので今の基準となっているのは、「阪神大震災クラスの地震が来ても倒壊しない」
という行政の目安が決められました。耐震強度1,2,3と基準があって、1.25倍、
さらに1.25倍と耐震強度を増した家を造るようにしたのです。
ちなみに長期優良住宅は耐震強度2になります。中古の家を買うときは、阪神大震災以降に
出来た家かも一つの基準ですね。
ただしそれ以外でも強度対策はありますので、詳しい人に相談するといいですね。
後の二つはまた次にお知らせいたします。