2021/01/31鹿児島弁を話す
鹿児島弁を使って話をすると、会社の若い子はぽかんとしてしまいます。
何んとかニュアンスをくみ取ってくれますが、真意が伝わっているかは分かりません。
若い頃はこんなことはなかったのに、年が行くと自然と出てきますので出るに任せています。
同年代から上の人たちも上手に鹿児島弁を使い始めています。
私一人だけで頑張って話しているわけじゃありませんので念のために。
20代の頃は鹿児島弁を話すなんて考えてもいませんでしたが、それがこの変わりよう
ですから分からないものです。
小さい頃聞いた親世代より前の、もっと古い鹿児島弁も聞けばその意味は大概分かります。
ただそのような味わいのある古い鹿児島弁も、風前の灯状態じゃないでしょうか。
使う人が次第にいなくなってきた、聞くこともなくなってきたので伝承がままなりません。
何とか鹿児島弁が残る方法はないか・・・。一つありましたね、そうです皆さんが知っている
薩摩狂句があります。たまにあるTV放送での薩摩狂句は、文字が一緒に出ますので
意味をすぐ理解できます。ラジオの薩摩狂句では音声だけですので意味が
分からないことが多くあります。
話しの中では鹿児島弁は、何ということもなく理解できます。
しかし短い単語が独立する薩摩狂句ではそれがままなりません。
つながる言葉になっていませんので、聞いただけはうつりません。(鹿児島弁)
知ってか知らでか続けてすぐに意訳をしてくれる貴重なアナウンサーがいますが、
よく分かっているなぁと感心します。
最近では鹿児島弁検定試験もあるらしいと聞きます。保存会には、話されているのにまだ
載っていない鹿児島弁も多々あります。早速掲載されるようにお願いしたところでした。
TPOをわきまえて、誇りを持って郷土の言葉を使いたいですね。