2021/04/30次のステージで
この3月で退職になったという人が周りに沢山います。
40数年間働いてきて、本当に永い間お疲れさまでした。これからはゆっくりと休んで
旅行や趣味の活動、あるいは奥様と一緒に出かける等第二の人生を楽しんで
下さい。私はまだ当分現役でやらなければなりませんが。
働き手が今後不足すると言いますから、働く意欲のある人にはあちこちから声が
かかるかもしれませんね。
NTTの同級生は、関連の会社に請われていくことになりました。
長年従事したアナログの作業は、若い人達には経験したことのないものに
なってきたと言います。この分野では自分が若い社員に教えられる、ということで
決めたようです。時代の先端で働く事はさすがに難しい年代ですが、経験は豊富です。
いくつもの修羅場をくぐってきたことでしょう。
百戦錬磨の戦士のような頼もしさが漂っているはずです。困った若い社員から現場の
状況説明をちょっと聞くだけで、的確な指摘が出来るのも積み上げた経験のなせること
ですね。アナログの技術は古色蒼然とした印象を持つかもしれませんが、
ネットワーク作業をするには、アナログの技術と知識は欠かせないと言います。
永遠に残るとも言われていますので、彼の存在は貴重なものになるのです。
アナログの上に乗って開発された技術が、デジタルということです。高齢社員は泥臭くて
あか抜けしませんが、相談されることは大好きです。「俺たちの頃は……」で始まり
ますが、ここを辛抱して聞いてくれたら、自分の世界が広がること請け合いです。