2021/04/26最初はみんなそう
問い合わせの電話をメーカーにすると、挨拶からして慣れていない様子がうかがえます。
質問したことに応えられないので、明らかに電話口で動揺していることが分かります。
聞くと4月に入社したばかりだということです。この日は急いで見積書を仕上げる日でした。
それでこちらも少々気が急いていたのかもしれませんね。資材の単価を聞きたかった
のですが、要領を得ませんので、「上司に聞いて返事を折り返し下さい」と伝えて
電話を切ったのでした。
もう一つのメーカーにも電話をしたらこちらも新人が出ました。まごついて話す言葉も
何を言えばいいのか分からない感じでした。こちらは傍にいたらしい先輩社員が
代わって話を聞いてくれて助かりました。新人さんは幾日かの研修を受けて配属された
のでしょうが、毎日が試練の日々でしょう、お察しします。
ですが最初は誰でもそうですよと言いたいですね。新人で最初から出来る人はいませんので
あまり落ち込むことなく、いい意味で鈍感力を発揮して粘ってほしいです。
会社も最初から出来ると思っていませんから大丈夫です。でも素直さと一生懸命さがあれば
可愛いい奴だと応援してくれますのでその点は気を付けていきたいです。
それから新入社員さんには、汲むべき事情があるということを知りました。
それはメールやLINEでもっぱら情報交換して、肉声の電話で話すことを経験していない
ということです。話をしても友達や親兄弟だと言いますから、今の子は訓練する機会を
逸しているのです。これでは社会に出たら戸惑いうまくいきませんね。
電話に出てくれた新人さんの話し方の説明がつきます。
しかし粘って毎日を続けていくことで出来るようになりますので、頑張ってほしいです。