2021/05/22天気と作業
長雨によってコンクリートを打てない日が続いております。
毎年この時期はそうなのですが、やきもきしながら工事を進めることになります。
予定通り生コンを打てないと、生コンプラントの日程の変更、それに伴う圧送車
(生コンクリートを送るポンプ車)や人員の手配の変更を余儀なくされます。
それにどんどん日程が延びていくことで玉突き状態になり、すでに予約済の分まで
しわ寄せが来ることがあります。何とかうちの分を先に回してくれないかと上司の方に
頼み込んだり、プラント会社を変える手はずを試みたりと、考えられることの全てを
出して、やり繰りすることがあります。現場に係る多くの人は、仕事以外のことで苦労
することになりますね。まあそれも含めて仕事なのですが。
ここ数年は天気予報の精度が上がり、信頼のある情報をもとに判断できるようになった
ので大いに助かっています。以前はまだピンポイントに予報を出せる事はありませんでした。
雨天の予報が出ますと、中止の判断をどうしてもせざるを得ませんね。
しかし朝方は降っていたものの、次第に上がる天気に変わり、充分にコンクリートは打てた
のです。こうなると勿体ないことをしたと強く思い、自分の判断ミスを悔やむのです。
それでぎりぎりの判断をすることもあります。「朝の7時迄には遅くても返事を下さい」と
生コンプラントの方も工場に待機してくれて、天気予報を共有し眺めながら決断を
するのです。運動会の開催日に、雨天か曇天か怪しいことがあります。校長先生やPTAの
役員が朝早く学校に集まり、決断を下す姿に似ていないこともありません。
そんなぎりぎりの判断も最近は前日までに決めてくださいと言われているようです。
天気予報がほぼ正確に当たるようになったので、そのような判断が出来るように
なったのでしょうね。