楽しい家のスタッフが日々豊かで楽しい家をつくるためののコラムを更新中!

YouTube

インスタグラム

地図

ブログ

blog
ブログ

カレンダー

2024年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

スタッフブログ

2021/08/02
潤いのある木
投稿者:代表君野

柱や梁、桁は構造を支える最も中心の部材になります。

 

その部材には国内産で、気候風土の一致する所の木を使用しています。

 

南九州の気候は高温多湿、最近はさらにこの傾向が激しくなってきました。

 

以前秋田県の秋田杉は銘木中の銘木と言われました。今は資源が無く

 

なったのかニーズがそもそも無いのか、おそらく両方だと思いますが

 

滅多にお目にかからなくなりました。

 

古い料亭の建て替え工事でしたが、そこの柱が秋田杉と思われる立派な

 

ものでした。柱の木目は緻密で美しい柾目ですが、乾燥仕切っていて

 

こちらの気候に、馴染んでいたようには見えません。木の肌さわりは本来

 

しっとりとして、潤いがあるものなのですが違いましたね。

 

木は四季に合わせて吸湿と乾燥を繰り返し、年月を経るにつれて落ち着いた木肌

 

を見せるものです。

 

東北に住んだことはありませんが、厳しい冬と比較的しのぎやすい夏の

 

気候に、順応して育った木が秋田杉です。南九州の気候風土とは違いが

 

大きいですね。木は夏の湿気の多い季節には吸湿して、乾燥する冬はその溜め

 

込んだ水分を吐き出す作用をしてくれます。このような有り難い木の特質は、

 

地元で育ちさらに自然に乾燥された木材ならではのものです。

 

じめじめとした季節に、割とさっぱりとした感覚を覚えるのは、木の調湿作用に

 

よるものです。また冬乾燥する季節には喉を傷めたりしますが、湿度が下がら

 

ないのでそのようなことも少ないのです。これは住んでみないと感覚として

 

伝えられないのですが、OB様がよく言われることです。

 

「地元の木を使って家を建てる」これが住まい造りの基本ですね。

▲ページの先頭へ

資料請求・お問い合わせ

ページの先頭へ

Copyright© 2017 株式会社 楽しい家. All Rights Reserved. Created by Co., Ltd ABABAI.