2021/10/14無茶なこと
組織の中で働くということは、トップでない限り上司に当たる人がいるということです。
上司は立場上部下を育てる役目や、チームとして成績を上げなければなりませんので、
違った視野で日常の仕事を見ています。新人や若手の社員は、上司の指示のもとに業務を
することが多いのですが、時に無茶とも思われる事を言われることがあります。
それも突然に指示されますので、驚くやら困惑するやらで、かなり心境的には苦しい
ものです。やった経験も少ないので、自信は無く不安が先立つものの、命令であれば
やらないわけにはいきませんね。「明日までに施工図を描いておけ」、「見積りの期限が
明日なので協力会社に頼んで上げるように」また全体工程会議では「今の現場の進捗状況と
今後の予定を説明してくれ」等思いがけない事を言われるのです。あたふたとしながら、
かなり焦りながら必死に考えてやることになります。社員からすれば、前もって準備も
出来ず、いきなりの出来事にかなりの無茶を言われたように思うのです。
かなりきつい思いをし、大きな負荷を感じながら取り組むことになります。
しかしこれは余程意地の悪い上司でなければ、社員に対して、成長する機会と場を与えて
いることと理解した方がいいですね。社員のポテンシャルを引き出し、上のステージへと
上がるようにしてくれているのです。そういうことは後になって分かるのですが、もう
感謝の気持ちでしかないですね。上司からの無茶な要求やきつい思いは、成長するまたと
ない機会ですね。