2021/10/15共有する
今のコロナ下では、職場と自宅を往復するだけの生活が長く続き、外出する機会も無く
なってきました。またその習慣が身についてしまい、段々出不精になっている方もいらっ
しゃいませんか。落ち着きを見せ始めたコロナですが、公私を含めてこの2年で生活様式が
大きな変化をしましたね。
時には仕事を離れて気分転換に出かけるにも、店が開いていないことやお酒の提供が無
いと、今一つ喜びはありませんね。職場は同じ方向を向いて目的を達成する仲間の集団です。
仕事だけではなく、たまには砕けた所で語り合い、飲み交わすことがあってもいいと思って
ます。普段は見せたことも無い本音とも愚痴ともつかない話は、相手の事を知る上で貴重な場
ですね。意外な一面を聞いたり発見することで、距離感が近くなり仕事がうまく回ればしめ
たものです。このことで参考になるのが、㈱西〇商会という会社です。
与次郎に社屋と冷凍庫を造らせてもらい、さらに北九州、吉田町にも流通センターを開設する
お手伝いをさせてもらったのでした。今では全国区の会社となり、さらに東南アジアにも出か
けて行くなど、目を見張る成長に驚いております。先代の社長さんは社員が増えるに従い、
会社の方向性や理念が一人一人に届かなくなると感じ、1ヶ月に一回は車座になり食べて
飲んで、社員と対話を重ねたと言います。何年か前の法人会でお会いすると、「会社に遊び
にいらっしゃい」と声をかけていただいたのでした。昔流という方もいるかもしれませんが、
人間の本質はそう変わるものではありませんね。