2021/12/22こもり部屋
今はコロナの影響で、巣ごもりとか言われて新しい住まい方が出来てきました。
北米の人たちは、外に出掛けられないのなら家で快適に過ごすために、マイホームを
造り、プライベート生活を充実したものにしようとしたのです。それで急に木材が足り
なくなり、ウッドショックという形で日本に影響が出てきたのでした。
少し似てはいますが、「こもり部屋」というものを造ることがあります。
ニーズは断然ご主人からのものです。書斎とは似て非なるものがあって、狭い空間に
一人籠り思索したり、読書にお酒にと自由に過ごすことが出来る空間です。
疲れたらそのままごろんと寝ることも出来て、癒される最上の空間になるのです。
広さは2畳半もあれば十分で、あまり広いと落ち着く気持ちにはなれません。
これは男子の本能的な欲求からきているのではと感じています。
よく学校帰りに、自分の秘密基地を見つけては、学友に自慢するあの行動です。
男子は一人になり、静かに思索する時間が必要な生き物のように思えてきます。
それは狩りをしていた遠い昔の習性が残っていて、そうさせてるのかもしれませんね。
対峙する相手が意識にあり、戦術を考えファイティングの姿勢を取る準備は、孤独の中
で醸成されるのかもしれません。
女性はその点子育てをしなければなりませんので、回りと助け合う必要がありますね。
コミュニケーションを図り、お互いの距離を確認し合いながら生きることが、とても上手に
出来ます。このことが意図もなく出来るのが素晴らしいです。