2022/02/28技術か事務か
今年社会人生活のスタートを切る方も多いと思います。
どのような会社や役所に入っても、自分のキャリアを積むいい経験をすることが
出来ますので、先ずは一生懸命自分の与えられた環境で、貪欲に取り組んでほしい
ですね。働くということは、学生時代とは違い給料をもらいながら実践的で役立つ
スキルを体得できるということでもあります。。
もし会社を辞めなければならなくなったとしても、その業務経験は自分の財産と
して血肉となり、どこでも通用するような人間に成長させてくれますので、会社は
誠に有難いところです。
さて皆さんは何を学んで会社なり役所に就職できましたか。
私は建築という分野を学び会社に就職したのでした。カリキュラムとしての知識は
学校生活の3年で学んできました。ですが実社会ではそれが即活かされるという
ことはありませんね。実社会はそれ程単純ではありませんし、学問したことと実務が
上手に出来ることは、全く別なことだからです。
実務経験を積み、人との関係性を覚え組織体の中で動けるようになって始めて、
一人前と言えることですね。拙い経験からのことになりますが、新入社員は
大別して技術系職、事務系職として今でも採用されていることと思います。
ゼネコンは物作りの会社ですので、建築技術社員が多く入社することは当然では
あります。
ある時クライアントさんの建築を手掛けていましたが、そこの重役の方が現場に
やってきて私達ゼネコン社員に雑談の席で言ったことがあります。
なぜか記憶に残り、そんなものかと思ったことがありまして、今回その話を紹介
したいと思います。その重役は技術一筋で長年会社に貢献して会社には欠かす事の
出来ない人材となったのです。
だからこそ重役としての地位迄上り詰めることが出来たとも言えます。
職種は違えど同じ技術者として大いに共感できる部分があったのでした。
それでいつまでも記憶に残り消えることはありませんでした。今日は残念ながら
途中になりました。続きはまた次回にお話しさせていただきます。