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2022/03/04
珍しい人
投稿者:代表君野

建築の現場ではたくさんの職種の方々の手によって工事が進んでいきます。

 

その数30数種に上り、大工さんからクリーニング作業まで幅広い職種の方が

 

分業体制のようにして、進められるのです。

 

大工、左官は誰でも知る職人で、家造りに於いてもっとも親しみのある職種

 

ですね。その職人が使うプロの道具がげんのうやノミ、カンナです。

 

左官ですと鏝や手板となるでしょうか。その道具がイメージ出来ると職人

 

さんの働く姿も自然と浮かんでくるので面白いものです。

 

他に差し金という直角の形をした薄い金属の定規も、良く目にすることが

 

あります。

 

差し金はこれ一本で家が建つ程優れた道具で、昔の木造建築の骨組みは、

 

これがあって出来たようなものです。さて大工、左官は職人の代表のように

 

言われることが多いのですが、この人達ばかりで仕事は完成することはないです。

 

今日はあまり聞かない、あるいはちょっとは小耳にはさんだような気がする

 

珍しい職種を紹介します。

 

その名前は鳶と言いまして鳥の名前のトビです。通称鳶職とも言われて、

 

昔気質の色濃く残る職人達です。鉄骨建て方の作業は現場作業の中でも、

 

特に危険を伴い油断のならない作業になります。

 

建て方中の柱や梁に腰袋を提げた、裾幅の広いズボン(ニッカーボッカー)

 

を着た職人が立っています。それが鉄骨鳶と言われる人たちです。

 

現場ではこの人達が先ず先鞭を付けなければ建屋の仕事は始まりませんね。

 

ちょっと強面の人が多いことから、近寄りがたいおっかない人だと思われて

 

もいます。

 

仕事柄高所作業と重量物を扱うところから、顔付は引き締まり自然と厳しい

 

ものになるのだと思っています。私達は1層が組上がるごとに建ちを確認

 

(垂直を見る)するために鉄骨の上に上らなければなりません。

 

慣れないと梁の真ん中で尻を据えてしまい、動けなくなることもあります。

 

私も例にもれず鉄骨の中央で下を見てしまい、それから全く動けなくなり

 

情けないことになったのです。

 

現場での洗礼を受ける出来事で、これはとんでもない職種に就いたものだと若い

 

自分には思えたのでした。

 

もう一つの足場鳶はその名前の通り足場を組む鳶さんのことを言っています。

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